浦和vs神戸

一度は見失った鹿島の背中が見えてきた。そんな状況で迎えたJ1第20節、浦和は駒場に最下位の神戸を迎えた。当然、軽く叩いて上位の隙を窺い続けなければいけない試合だったが……。

長谷部を出場停止、達也を怪我で欠いているものの、アレックスと坪井は復帰。マリッチとポンテも、徐々にチームに溶け込み始めている、はず。相手はどん底に近い状態の神戸。楽に勝てる、いや、楽に勝たなければならない相手だ。ところが、今日の神戸は一味違った。シュートが枠に飛ばない、という点以外はそれほど悪いわけでもない浦和に対し、神戸は自信を持ったプレイで互角の展開。そして前半35分、浦和は神戸に波状攻撃を許し、最後はゴール前の混戦から、平瀬にゴールを許してしまう。

浦和はポンテがトップ下で時折いいプレイを見せるものの、まだまだ永井との息も合わず、マリッチもプレイに自信が感じられない。どちらも前線から激しくボールを追うタイプではない。達也がいてくれたら。そう思うこと、しばし。

元々浦和というチームは、前線から無理やりなチェイスを仕掛け、相手のミスに乗じて得点するのが持ち味。これは、岡野が若い頃からそうだったと思う。サッカーは下手だけど、泥臭くボールを追い続けて、少しずつ強くなってきたのだ。それが、なんだか最近では王者のサッカーが出来るとでも勘違いしているようなところがある。特に永井なんだけど。少なくとも首位から大きく遅れている今、もっと死に物狂いのサッカーをして欲しいんだけど、ねぇ。

後半、その永井がヘディングを決めた直後、三浦淳の見事な直接FKで再びリードを許す。しかしあのFKはすごい。

その後、守りを固めた神戸を崩せず、いつものようにダラダラと時間が過ぎる。しかし、このまま負けるのだろうという雰囲気を、ポンテが打ち崩してくれた。岡野を経由して執念のゴール。勝って当然の試合を落とす寸前で、なんとか引き分けに持ち込んだ。喜び半分、諦め半分である。また鹿島の背中が見えなくなった。

まるで日本代表の悪い時を見ているような試合だった。ボールは持てるのだが、前を向いてプレイできない。楔を入れても後ろにはたくだけ。結局シュートまで持ち込めず、悪い位置でボールを失ってカウンターをくらう。まったくもって、ストレスの溜まる試合だった。戦犯はやっぱり両サイドかなぁ。アレックスはともかく、今日は前半右サイドに入った平川も、まともに使ってもらえなかった。でもまぁ、今日は相手のイヴォの出来が良かったのもあるわな。神戸はいい感じで立て直しているぞ。

ポンテはこれから試合を重ねることで、ますます調子を上げていくことが期待できるのだが、マリッチはちょっと心配だ。どうも、前のブラジル人(もう名前も忘れてしまった)に比べて、真面目すぎるような気がする。結果が出せないままでいると、真面目さが仇となってしまいかねない。杞憂に終わってくれればいいのだが。

まぁ、絶対に勝たなきゃいけない試合だったのだから、今日の引き分けは負けに等しい。ただ、2度リードされて、2度とも取り返したことだけは評価できる。次節の名古屋戦には長谷部が戻ってくる。これでもう少し攻めのヴァリエーションは期待できる。俊哉の件で因縁じみた一戦、ポンテと俊哉のどっちが正解だったか、自信を持って見比べてみよう。

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